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2019年04月04日
4月になり、
コーナスも
新年度を迎えました‼︎
今年もアクセル全開でいきます☆アトリエコーナス新年度、
一発目のイベントは、なんと‼︎
平成最後の…
『お・花・見』ヾ(・∀・)ノ行ってきました〜、
毎度おなじみ
聖天山公園。
この季節になると…
街や公園が
桜色に変わり、
なんとも
綺麗♪♪




みんなでおやつを食べて

それぞれ、
ゆっくりした時間を過ごしました〜。





年号も
『令和』に決定し、
来月から新しい時代がスタートします!!
今以上に、
楽しく素敵な時代になりますように〜。アトリエスタッフ 金水
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2019年04月04日
望之門保育園職員・障害児の親たちが集い、
「阿倍野で共に生きよう会」として踏み出した小さな一歩が、
わたしたちの始まりでした。
国連がその年を「国際障害者年」として定めた1981年のことです。
それから12年の時を重ね、その小さな歩みは「コーナス共生作業所」として、
クッキー作りや清掃作業・内職作業を通じて、地域との繋がりと社会参加のための
活動が始まりました。
そして更に12年。
現在の場所にアトリエコーナスが誕生しました。
開かれた町家です。
中がよく見える大きなガラス戸の奥に、
風がわたり光がそそぐ中庭があり、
すべての人をくつろがせてくれます。
そこは労働をするところではなく、
埋もれていた感性と秘めていた思いが自発的に表現されるのを待ち、
共に創る空間です。
やがて、次々と作品が生み出されていきました。
2007年、法人格を得て特定非営利活動法人コーナスが生まれました。
そして、私たちの歩みは38年目になりました。
家族のように結束して地図のない旅を歩んだ私たちは、
自分たちの手のひらを見つめては足りないものを補い、
制度がなければ自分たちで創ってきました。
ふりかえってみますと、私たちは変わることを恐れなかったからこそ、
福祉作業所をアトリエに変え、作業を創造に変えることができました。
これは、私たちの育ての親でもある「阿望仔」の大きな存在があってのことでした。
コーナスの運営者になるまでの22年間、私は望之門保育園に勤めさせて頂きました。
たてわり保育・障害児共生保育を礎に、「阿望仔」は大きな変革と変化を見せました。
入職後すぐに、社会福祉法人化がなされ、旧園舎の建替え、マナ乳児保育園、
ナルド夜間保育園ができ、一時保育・病児保育・高齢者サービス事業などが次々と
展開されていきました。
保育園近くに住む私は、地域の実情や様々な潜在的ニーズがあることを知るにつけ、
新事業がひとつひとつ実現していくたびに、胸の高鳴りを覚えたものでした。
それは児童福祉の枠を超え、高齢者事業にも及び、
社会福祉法人として地域の社会資源の確立にも繋がっていきました。
一職員として関われたことに、今でも喜びを感じております。
また、制度と制度の隙間を埋めるニッチな事業を、カタチにする困難さも知りました。
決して、あきらめず思いを強くもつことの大切さを学びました。
コーナスも、様々な困難さに直面してきましたが、
皆んなで思いをひとつに乗り越えてまいりました。
そばには「阿望仔」の皆様がおられました。
「地域の要の石の存在であるように」と、
コーナスをご支援くださる「阿望仔」は、
私たちの活動の原点であり、唯一無二の存在です。
これからも、羅針盤のように、ここにあり続け、
私たちが迷わぬよう、お導きくださるようお願いいたします。
望之門保育園創立70年おめでとうございます。心より感謝を込めて。
特定非営利活動法人コーナス
代表理事 白岩高子
(コーナス通信287号より)
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