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【アトリエコーナス】あっという間の2月!

こんにちは!アトリエスタッフの辻元です。

さて今回のブログは2月のアトリエの様子を紹介をしようかな〜なんて
思っていたところ…え!もう3月!!!
2月は本当にあっという間ですが、短くても楽しい1ヶ月でした☺️

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前回のブログではラボックスの節分の様子を載せていましたが、
もちろんアトリエコーナスでも豆まきをしました!
自ら立候補した鬼役の人に豆をまいて、大盛り上がり〜!!!✨✨✨


個性豊かなお面たち🎨
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仲良し鬼トリオ👹👹👹
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暖をとるゆる〜い鬼さん☺️
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2/14にはラボックスのメンバーさんから手作りの可愛いチョコレートをいただきました💖
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みなさんとっても嬉しそう!
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月に1回お世話になるあべのベルタわのわカフェでは、
体の中の春を目覚めさせるシンギングボール体験🌱
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お天気の良い日にはドライブにも出掛けました
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まだまだ寒い日もありますが、
少しずつ近づいてくる春を楽しみに、毎日メンバーさんと過ごしています〜



アトリエ辻元

| コーナス | 11:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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展覧会のお知らせ○NAKANO街中まるごと美術館!2023

展覧会のお知らせです。

東京都中野区の商店街と社会福祉法人愛成会が連携し、毎年開催されている
街を一つの美術館に見立て多様なアール・ブリュット作品を紹介する
「NAKANO街中まるごと美術館!アール・ブリュット
-人の無限の創造力を探究する 2023-」に
アトリエコーナスより西岡弘治さんの作品がバナーやポスター等で展示されています。

以下詳細です。

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NAKANO街中まるごと美術館!
アール・ブリュット
-人の無限の創造力を探究する 2023-


日   時 2023年1月21日(土)~2月19日(日)
観 覧 料 無料
主   催 NAKANO街中まるごと美術館実行委員会  

西岡さんの作品は「街角アール・ブリュット展」で下記会場に
バナーやポスター等で展示されています。
中野ブロードウェイ商店街、中野サンモール商店街、
中野南口駅前商店街、中野レンガ坂商店会、中野マルイ

イベントサイト
※開催イベントや各会場の詳細はサイトご確認ください。


東京都中野区内の商店街と社会福祉法人愛成会が連携し、
2010年から毎年開催しているアートイベント「NAKANO街中まるごと美術館!」。
今回は「五感をひらく」をテーマとして、全国から20名の多種多様な素材や技法で
独自の作品を創作するアール・ブリュット作家を紹介するほか、
音楽、着物、食などの他分野とのコラボレーション企画や
関連イベントの開催により、皆さまの五感に働きかけます。
デジタル化が進む現代社会において、目や耳などから受け取る
膨大な情報量を整理するために働き続ける私たちの脳は、
時に五感を刺激しながら癒すことも大切です。
本イベントを通じて皆さまの五感を解き放ち、さまざまな感覚を共有し合いながら
日常のひとときを楽しむ機会となれば幸いです。

ー公式ホームページより引用ー

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創作風景(西岡)

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みなさま是非ご覧ください。

アトリエコーナス一同

| コーナス | 16:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【新年のご挨拶】 30周年を迎えます

今年は、アトリエコーナスが、作業所活動(since1993)を始めて30年になります。
前だけを見て、夢中で歩み続けてきた私たちですが、
これまでを振り返る時が来ました。
そんな折、大阪府主催・国際交流センタービッグアイ企画の
「about me 6~“わたし”を知って〜この町で生きる」のお話があり
昨年12月梅田の「Lucua1100」で展示が実現しました。
開催までに、ビッグアイの鈴木京子様や美術家の中津川浩章様はじめ、
実行委員の方が何度もアトリエに足を運んで下さいました。
40年前の「親の会」や、共同作業所時代の懐かしい写真やエピソードに盛り上がり、
古い通信記事にも興味を持って下さいました。
結果、私たちが過ごした場・人・時間が一つのものになった
素晴らしい展示になりました。
これまでの事が走馬灯のように蘇り、胸が一杯になりました。
展覧会に関わって下さった皆様、ご来場くださった皆様、改めてお礼申し上げます。
なお、美術家の中津川浩章様が、
ご寄稿下さった文を(ご了承を得て一部割愛)掲載させて頂きます。

白岩髙子
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展覧会 about me 6~わたしを知って~この町でいきる
展示テキスト 美術家 中津川浩章


今回の展覧会で取り上げるのは阿倍野にある「アトリエコーナス」です。
アトリエコーナスは阿倍野駅近くの共立通という路地にあります。
人が住み暮らす息づかいが濃密に感じられる細く長い路地。
隣り同士助け合って生きる昭和の下町のなつかしい匂いがする町並み。
その共立通にメインの施設である「アトリエコーナス」があり、
そしてコーナスの学校/自立訓練「Art-Labox」、
就労継続支援B型「ArtLab-Next」、グループホーム「ベイトコーナス」、
メンバーが働く「キクヤガーデン」などが近隣に点在しています。
まさに路地とともに生きる、地域とともに生きる福祉施設です。
アートで評価され知られる存在になったとはいえ、
障害がある人のたいへんな日常生活に変わりはありません。
ふらふらと外に出てしまい道に迷ってしまったり、
転んでケガをしたり、買い物しにいってお財布を忘れたり。
それでも「おっ!この人はコーナスのメンバーの人や!連絡しよっ!」と言ってくれる人がいること。
だれがどこで暮らしているか近所の人たちが知っていてくれること。
地域の一員としてあたりまえに見守られながら安全に暮らせることが大切なのです。
コーナスのメンバーはこの共立通で定期的に掃除のボランティアをしています。
アート活動がすばらしくても、イギリスでの展覧会に招かれ出展しても、
作品が売れて高名なコレクションに収蔵されても、
地域の人はほとんどそのことを知らないかもしれません。
それよりも掃除のボランティアによって、メンバーは存在を知られ
存在を認めてもらい地域に根をおろして生きていくのです。
設立当時、無認可の共同作業所をともに始めた
保護者達と運営資金作りのためのバザーを頻繁に開催し、
その忙しさや想像を超える肉体労働の辛さに離脱する方もいたそうです。
日本キリスト教団の保育園とのつながりでアドバイスやサポートを受けながら、
少しずつ福祉施設としての役割を整えていく。
その流れのなかで、ねじ回しやマット作りの内職作業から、
当時少しずつ注目されつつあった障害者の表現/アート活動へと大胆にかじを切る。
そこからコーナスの快進撃が始まります。
数々の展覧会で受賞し注目され、大きな美術館での企画展。
デザイン会社と作品を使ったコラボレーション。
イギリスでの展覧会など海外での評価も高まっています。
メンバーたちはマイペースながらも
そんな変化を淡々と受け入れ楽しんでいるように感じられます。
人は表現することで何を得るのか。何のために、なぜ表現するのか。
その人にとって表現がどのような意味を持つのか。
生きることと表現することは深くつながっています。

ファッション誌から抜け出たような女性を描く「植野 康幸」。
蛍光ピンク、華やかさ、かわいいものが大好き。
フェルトで人形も作る。最近では雑誌の中の
あこがれの写真をスケッチブックにスクラップ。
パーテーションで区切られたプライベート空間の中は、
壁にも机の上にも好きなもので溢れている。

円形のシールを絶妙な重ね具合で貼っていきクリスマスツリーを作る「大西 祐史」。
つくり始めたころはカラフルで樹の幹の部分も表現されていた。
続けていくうちに幹が消え、色数が絞られ、
行為性とシルエットの強さが引き立つようになった。

絵具にボンドを混ぜ絶妙な膨らみ感を生み出す「清原 雅功」。
その形象はカラフルでポップ、記号のようなフォルムを持っている。
そして画面の片隅にはなぜか赤塚不二夫のキャラクターが登場する。
またカラフルで透明感があるマウスピースも作る。

アイロンビーズを使って作品を作る「土谷 紘加」。
アイスクリームのイメージがベースにあるようだが、
その構成や色彩、少し解けてつながっている質感が魅力的。
アイロンビーズを使うアーティストはほかにもいるが、
数そしてクオリティで突出している。

作品をつくる/かたちを彫り出すというよりも、木片を彫り続ける
行為自体に集中しているように見える「清水 和香奈」。
永遠に彫り続けて木片が消えてしまうのではないかと思えてくる。
届ける相手がいない手紙のような詩のような呟きにも心惹かれる。
こうした作家たちの作品は、支援する人たちの声掛けや他愛もない挨拶、
目を合わせたりあえて目線を外して語りかけたりといった
コミュニケーションの中から生まれてきます。

近代美術の文脈では、作品はあくまでも個人に帰するべきものとされていますが、
障害がある人たちの場合は少し事情が違ってきます。
制作自体は一個人の表現行為ですが、
それを支える周りの環境があってはじめて表現活動は成り立ちます。
作品は施設での日々の支援と密接に関係し、障害特性、発達支援、
支援員とのコミュニケーション、
そして地域とのつながり方などさまざまな要素が絡み合って、
その延長に「表現」が立ち上がってくるのです。
障害のあるアーティストからどのようにして作品が生まれるのか、
どんな地域に暮らし、支援者とどんな関係性を持っているのかは、
作品を目にしただけではほとんど見えてきません。
一人ひとり生きている世界は異なり、
「障害者」と一括りにしてしまうと見えなくなるものがあります。
障害がある人が生きている世界のそれぞれ異なった背景を理解してこそ、
彼らの表現の真のリアリティが見えてきます。
アートは障害のある人のもうひとつの言語。
コミュニケーションツールとしてのアートを介することで、
これまで見えていなかったものが視覚化されます。
「about me 6~わたしを知って~この町でいきる」は
福祉や障害というスキームではなく、
表現をめぐる普遍的な人間の物語を可視化しようとする試みです。
about meの“me”は、作家のことを指し示していますが、
同時にそれは支援員や“わたし”のことでもあるのです。
芸術・アートをめざしていないからこそ切実にあるいは無心に表現された作品は、
芸術という制度を超えて人の心を打ち結果的に「芸術」となるのです。

2023郵便はがき絵柄

| コーナス | 10:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「about me 6~"わたし"を知って~この町でいきる」閉幕のお礼

12月16日より5日間、大阪梅田のLUCUA1100で開催された
「about me 6~"わたし"を知って~この町でいきる」が盛況のうちに閉幕いたしました。
今回、会場をルクアに移してのabout me展。
多くの方にご来場いただき、ご縁ができましたこと大変嬉しく思います。
誠にありがとうございました。
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キュレーター兼メインファシリテーターの中津川さん、
実施主体のビッグ・アイとabout me実行委員会の方々と会議を重ね、
さらにコーナス現場にもお越しいただき、
メンバーの日々の様子や作品を見た上で、6名の作家と作品が選考されました。
とても新鮮なセレクトでした。
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自分たちだけでは決して出来ない素晴らしい展覧会になりました。
実行委員会の皆さまに改めて心よりお礼申し上げます!!

さて今回のブログでは、
展示風景&出展作家の会場訪問の様子を併せてお伝えします!
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土谷紘加さん
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正面の壁一面を埋め尽くしたCOLORNY(カラニー)
鮮やかな色の作品に思わず足を止めて魅入る方もたくさんおられました!
まさに映えスポット!!

清原雅功さん
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絵画、立体、ドローイングと様々な作品を展示しました。
丁寧に描かれた描線に真剣な息づかいを感じます。
会場アンケートでたくさんの方が好き!とおしゃってくれました。

大西祐史さん
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本展のフライヤーにも起用された雨の日に制作したクリスマスツリーや
様々な年代、技法で生み出されたクリスマスツリーを展示しました。
年中クリスマスツリーの彼にまたとない時期の展覧会でした!

清水和香奈さん
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中央の広い空間に展示されたのは清水さんの作品。
小さくも力強さを感じさせる作品をじっくり眺めていただける展示になりました。
多くの方々がじっと目を凝らし見入っていました!


植野康幸さん
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コーナスに来ないと見れない康幸さんのブースをおっきく印刷して展示!
ピンクの康幸さんワールドが出来上がりました。
作品の前には、思わず撮影してしまうお洒落な女性たちの姿が。

大川誠さん(の代わりに同じグループホームメンバーの真美さん&直子さんの写真を!)
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クリスマス時期ということでサンタさん型のマクート多め!
土谷さんの作品と一緒に正面入り口で多くの方をお茶目に力強くお出迎えしてくれました。
吸引力が凄かったです!!


そして奥にはコーナスの歴史を辿るコーナー。
地域との繋がりをわかりやすく図解した共立通りマップやコーナスの年表、
創刊号から今までのコーナス通信が展示されました。
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怒涛のような5日間、たくさんの方が来場されました。
第5回までは複数の施設・作家さんが集まり、開催されてきた「about me〜”わたし”を知って〜」展。
第6回となる今回は、『アトリエコーナス 』だけにフォーカスするということで、
開催が決まった夏頃から実行委員会の方々とミーティングを重ねてきました。

展覧会を通し、メンバーたち、関わる人や地域とのこと、
どのようにコーナスが出来上がったのだろう?なども知ってもらえたら…という想いでいました。
about me実行委員会の方々が、創設メンバーの保護者の方への聞きとりをし、
そのおかげで設立時の熱い思いを我々スタッフも感じることができました。
この思いを受けついで、地域で今後もいきていきたいと思います。

以上をもちまして2022年最後のコーナスブログとさせていただきます。
本年も皆さまには大変お世話になりました。
お身体にお気をつけて良き新年をお迎えください。

アトリエコーナス 一同

| コーナス | 17:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【アトリエコーナス】いよいよabout me6展始まります!

いよいよ本日12月16日より大阪梅田のLUCUA1100で
「about me 6~"わたし"を知って~この町でいきる」が開催です!!

昨日行われた展示作業の様子をチラッとお見せします〜
(展示作業後のハイな状態が続いているので
ビックリマークと写真多めのハイテンションでお送りします)

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この巨大スクリーンには一体何が映し出されるのか…?
ヒントはコーナスインスタグラムをチェック!

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広々とした会場!

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清原さんは立体から平面まで、初披露の多彩な作品が盛り沢山です!

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植野さんのブース!ピンクの植野さんワールド全開です💓

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土谷さんの作品は壁一面に。その数なんと200以上!

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外部での展示は初の清水さん!作品も盛り沢山〜繊細なタッチにうっとりします。

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大西さんの作品は…なんと破れたツリーを壁面に!初の試みですがとても面白いです。

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大川さんの作品はクリスマスシーズンということでサンタさん多め!
土谷さんの作品と一緒に正面で皆様をお出迎えしてます〜

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そして本展では作品だけではなく、コーナスについても深く掘り下げていただきました。
共立通で生き続けるコーナスについて知っていただけると思います。

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そんなこんなで素敵な展覧会場が完成!!!
about me実行委員会の皆様、本当にありがとうございました!!!
展覧会は20日(火)まで!!
どんな展覧会になっているのかぜひ皆様の目でお確かめください〜〜

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about me6〜"わたし"を知って〜この町でいきる

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↑会場ではこの看板が目印!エレベーターや電子看板にも掲載されてます↑

出  展  植野康幸 大川誠 大西祐史 
      土谷紘加 清原雅功 清水和香奈 

日  時  2022年12月16日(金)~20日(火)
      10:30~20:30  ※最終日は16:00

会  場  LUCUA1100(ルクアイーレ) 4Fイベントホール「sPACE」
     (大阪市北区梅田3-1-3) ◆LUCUA1100 アクセス方法
入  場  無料

○トークセッション
日  時  2022年12月16日(金) 18:00〜20:00(受付開始17:45)
会  場  LUCUA1100(ルクアイーレ) 4Fイベントホール「sPACE」
参 加 費  無料 
      ※要申込。申込方法については下記のホームページをご確認ください。

主  催  大阪府 
実施主体  国際障害者交流センタービッグ・アイ
      ◆ホームページ

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アトリエコーナス 笠松

| コーナス | 13:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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